〔レシピ詳細〕見切りの生地で「25層のラザニア」の作り方

脂肪と炭水化物
見た目は手作り感のあるラザニア。でも……

更新の間隔が空いてしまい、すみません。

部員の1人が会社に来なくなりまして、その尻拭いをし続けていました。

そんなストレスフルな日には、最強の組み合わせ「肉と炭水化物の料理」が食べたくなります。

まじめに生きていると、たまにはいいことあります。

会社帰りにスーパーに行ったら、生のラザニアの生地が6割引になっていました。賞味期限までの期間はそんなにないけど、「いつかつくれるだろう」と思い、かごの中へ。

わが家の冷蔵庫の中で「今日使わないと賞味期限が切れるよ」とアピールしている生地を救出し、ようやくラザニアをつくれたのは昨日のことでした。

つくろうと思わないのはなぜか?

ラザニアをつくるの、初めてです。そもそも、ラザニアは飲食店で食べるもので、つくろうなんて思ったこともありませんでした。

それはなぜか? 

最初のハードルは「生地」

生地がつくれないからなんでしょうね。

薄く延ばすには技術が必要だし、それが無理なら「パスタマシーンで」となりますが、その器械がない。そもそも、生地の材料を混ぜないといけない。

そんなとき、生のラザニア生地はとても便利です。

ミートソースは肉をいじらず

ここからはつくり方の工程にそって。

まずはミートソースづくり。

フライパンを温め、その中にオリーブオイルを入れたら、みじん切りにしたニンニクを投入。弱火でよいニンニクの香りがするまで炒めていきます。

そうなったら、玉ネギ(みじん切り)を加え、少し火を強めて(弱火と中火の間くらい)炒め続けましょう。

フライパンの真ん中を空けたら、ひき肉。

次は豚のひき肉。炒めたニンニクと玉ネギをフライパンの端に寄せ、真ん中の部分にひき肉を入れます。火力は中火くらいに強くしますが、ここでひき肉をいじらないのがポイント。しっかり炒めようと、肉をいじくり回すと、その旨みが肉汁と一緒に出てしまいます。

フライパンに接している面にしっかり色がついたら、ひき肉を固まりのまま、ひっくり返して、またしばらく放置。同じくフライパンに接する部分に色がついたら、ひき肉をほぐしていきましょう(こうして加熱すれば、ほぐれにくいひき肉も、その水分や脂分でバラバラになります)。

ひき肉がほぐれたら

あと、もう少し。ひき肉がほぐれ、火が通ったら、トマトの水煮缶を汁ごと投入、全体を混ぜ合わせて、塩とコショウをして、ミートソースは完成です。

ミートソース、完成です

くっつく、切れるが唯一の欠点

これと同時に、ラザニアの生地をゆでておきます。生のものを使うと、ゆで時間が短いのでしょうが、ゆであがった生地の引き上げに気を付けないと、切れたりくっついたりしやすいみたい(生の生地の唯一の欠点でしょうか)。

一番下に敷いたもの

さあ、重ねていきます。

今回はステンレス製の深めのバットを使いました。

これが、これが……。

「油をしかないと、焼いたときにくっつくのでは」と心配になり、オリーブオイルを入れたわけですが、これ失敗だったようです。これは最後に分かるのですが、入れたのはサラダに使うレモンが入ったオリーブオイルでした(よい香りがするラザニアになると思ったんだけどなぁ)

まずは生地を1枚、敷きます。上にミートソースを薄く広げ、その上に生地をもう1枚。

次の段は溶けるチーズ。ピザ用チーズをのせたら、生地を重ねます。

次は溶けるチーズ

ミートソースが全然足りない!

ここで問題発生!

次の段にミートソースを敷いたら、ソースが思いの他、少なくなりました。

そこで、別のものをはさむことにし、次の段はモッツァレラチーズとしました(これ、近所のスーパーで小粒のもの200gが入り、安売りされていたもの)。

その上に生地をのせて、他に入れるものがないかと冷蔵庫を探したら、ハムの端材(こちらも安い)があったので、それを敷きます。

冷蔵庫で発見しました

重ね続けたら、何と25層に

ここまで「レモン入りオリーブオイル」→「生地」→「ミートソース」→「生地」→「溶けるチーズ」→「生地」→「ミートソース」→「生地」→「モッツァレラチーズ」→「生地」→「ハム」→「生地」。ミートソースは一番上に使うことにし、「溶けるチーズ」→「生地」→「モッツァレラチーズ」→「生地」→「ハム」→「生地」を2回繰り返します。

そして、一番上に段には「ミートソース」と「モッツァレラチーズ」「溶けるチーズ」をのせ、ラザニアらしい見栄えにします。

12枚の生地を使い切りました

オイルは正しく使いましょう……

バットのまま、オーブントースターで焼きました。『グラタン』と書かれたボタンを押し、11分加熱したら、ちょうどよい焼き加減。

熱々を食卓に出して、妻に食べてもらったんですが、その第一声は「酸っぱい」。“食べて大丈夫な材料でつくったのか?”と目が語っていますが、素材は一応、賞味期限内だし、菌が増殖しにくいように管理していたはず。

そのとき、私の頭の中をよぎったのが、レモンのオリーブオイル。そうです。これがもたらしたのは、『こってりのラザニアを食べた口内を通り過ぎるさわやかな香り』ではなく、『食べたらお腹を壊すのではと心配になる危険な酸味』でした。

25層のラザニアができました!

皆さん、レモン入りオリーブオイルは正しく使いましょう。

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